羊蹄山登山《真狩コース》

野外活動

今回は蝦夷富士と言われる羊蹄山に挑戦する。
羊蹄山には「真狩コース」「比羅夫(倶知安)コース」「京極コース」「喜茂別コース」の4つの登山コースがある。
初の羊蹄山登山で我々が選んだのは「真狩コース」。このコースは比較的勾配が緩いが、登山道の距離としては一番長いらしい。所要時間は往復で8時間超えという長めの登山なので、これまでの登山よりも入念な準備をして出発する。

真狩コースの登山口は羊蹄山自然公園の中にある。ここはキャンプ場にもなっているので、登山前後で宿泊する事も可能だ。

6:30 羊蹄山自然公園真狩キャンプ場に到着。

登山口に向かって歩き始めると、「羊蹄山ろく消防組合」の車両が複数台停まっており、山岳救助隊がぞろぞろと山に入ってく姿が・・・。
え、まさか何か事故とか・・・!?でも、そんな緊迫した雰囲気でもないし、何だろう?
これから登山しても良いのか救助隊の一人に一応確認すると「訓練なんで。大丈夫ですよー」って。
良かった〜、訓練なのね。気合い入れてきたのに今日登れないのかと思った〜。

6:45 登山口。入山届を記入。

エゾリスが出迎えてくれた!

7:00 一合目。

南コブへの分岐。

7:15 二合目。シラカバがいっぱい。

景色が見えた!高度が上がってきてるな。

7:30 三合目。

キャンプ場がもうあんなに下に見えている。
よく見ると写真右側に消防の赤い車両が数台並んでいるのがわかる。

8:00 四合目。

この辺はもう紅葉が始まっている。

すごい形の木。

8:30 五合目。

9:10 六合目。

ダケカンバ、怖いよ。

9:30 七合目。

笹ゾーン。

10:00 八合目。

噴火で燃えた岩?

ハイマツだ。

10:25 九合目。

開けた!山小屋が見える!

小屋への分岐。

雲が多い!

10:50 お釜に到着!まだ山頂ではないけど、すでに達成感と感動で泣きそう。

すごい迫力!

不思議な形の岩。

旧避難小屋の跡地。

基礎だけ残っている。

ポンプも残ってた。

さて、山頂まであと少し。
真狩コースは山頂の反対側に出るので、お鉢を半周する必要がある。

雲の隙間から景色が。これはこれで幻想的。

ケルン。

三角点だ。

11:50 ついに羊蹄山登頂!!お釜に出てからが思ったより長かったな。

ここで京極コースから登ってきたご夫婦と出会い、少し話す。ご主人は山岳ガイドをしているそうで、今日はプライベートらしい。京極コースから登ると登頂認定証を貰えるという情報や、羊蹄山登山記念バッジというものがあって山小屋や倶知安町役場などで買うことが出来るといった情報を教えてくれた。
プライベートなのに色々教えてくれて感謝である。

やっぱり雲が多く、遠くは全く見えない。

なので、お釜を見ながら休憩とする。

休んでいると近くにエゾシマリスが・・・!

可愛すぎて夢中で撮影しまくったので、それはまた別の記事で紹介する事としよう。

気付けば頂上に到着してから1時間半が経っている。エゾシマリスに夢中になりすぎた。さすがにちょっとヤバい・・・。

13:20 ここからお鉢をもう半周して、真狩コースまで戻る事に。岩場経由と書いてある。

結構険しい岩場がずっと続き、あまり写真を撮る余裕もなく進む。

14:15 分岐に戻ってきた!

ここから山小屋にちょっと寄り道。ここには常駐している男性がいる。使用料を支払いバイオトイレを使用させてもらい、羊蹄山登山記念バッジを購入する。

15:20 八合目。下り始めると、また雲の隙間から景色が見え始めた。

16:00 六合目。ナウシカの最後みたいな風景。

大分見えてきた!

洞爺湖だ!

こんな角度から洞爺湖を見たのは初めて!感動だな〜。

16:35 五合目。やっぱりこの辺は紅葉が綺麗。

ようやく雲が減ってきて、終盤になってやっと洞爺湖がハッキリと見えた。

17:05 四合目。

今日の真狩村の日没時刻は17:24。山の中だし、すでに暗くなり始めている。明るいうちに下山する予定だったが間に合いそうもないので、ヘッドライトを装着する。登山する時は必ずヘッドライトを入れているのだが、使うのは実は初めて。買ってからまだ使ったことがなかった。

17:30 三合目。

いよいよ真っ暗に。このヘッドライト、LEDなのに虫寄ってくるんだ!顔に虫が当たりまくって最悪なんだけど・・・。

虫と戦いながら歩いていると、また別のご夫婦と出会う。我々が最後の客ではなかった。
ご主人は消防隊らしいけど今日の訓練は関係なくプライベートで来ていた方みたい。
(またこのパターン!仕事で山に行く人はプライベートでも山に行くのね!)

17:50 二合目。
18:05 一合目。

18:25 無事下山!!

エゾシマリスのサプライズ登場による撮影タイムとお鉢を一周するのに結構時間を費やしてしまったな。しかし、ものすごい達成感を味わえた。可愛いシマリスともたくさん触れ合えて大満足である。眺望がほとんど無くて、あまり景色を堪能出来なかった事だけが唯一の心残りだ。

羊蹄山真狩コースについての情報は真狩村公式サイトなどで確認できる。やはり羊蹄山は長時間の登山になるのでそれなりの準備や心構えが必要だと実感したのであった。

ちなみに今回購入した羊蹄山登山記念バッジはこちら。毎年色が変わるらしいので、この色は今しか買えないそうだ。

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