支笏湖でカヤック《ポロピナイ~オコタン編》

野外活動

5月なのに気温30度超えとなったこの日は、今年初のカヤックをすることに。
北海道の夏は短いので、こんなにも早く夏気分を味わえてテンションも上がり気味だ。
行き先は定番の支笏湖。

ポロピナイ湖畔から出艇し、オコタン野営場跡を目指す。

出典:© OpenStreetMap contributors

天気も良く、久しぶりの水の上はやっぱり気持ち良くて最高。

オコタン野営場跡までは7.5kmほどの距離。景色を楽しんだりしながらゆっくり漕いで、80分かけて到着。

ここには昨年もカヤックで来たが、土砂崩れの被害の跡が生々しく残っている。
恵庭岳の麓のとても良い場所なので、今は利用できないのが残念だ。

ここで少し早めの昼食とする。内容はカップラーメンとおにぎり。

そして食後の珈琲タイム。

こういう場所で食べ飲みすると、普段よりも本当に美味しさが倍増するのが毎回不思議。
周りには誰もいない、自分達だけの贅沢な時間を満喫する。

お腹も満たされたところで、のんびり景観を楽しみながら帰ることに。

対岸に風不死岳、モラップ山を見ながら。
支笏湖

湖岸に流れ着いていたボールを発見。

上陸して回収。カヤックに積んで持ち帰る。

と、周辺の湖底に何やら色々なゴミが沈んでいるのを発見。
水が透明なので上からでも見えるが、何なのかまではハッキリわからず。カメラを水中に入れて撮影し、確認してみる。

すると、洗面台…?

配電盤…?

非常口…?

和式トイレの角に設置されてるタンク…?(動画からのキャプチャなので画質は悪いが)

他にも配線や塩ビ管、モルタルの外壁のようなものがたくさん沈んでいた。おそらく土砂崩れで破壊されたオコタン野営場の施設のものが湖に流れ込み、ここまで流されてきたのだろう。
どうにかしたくなるが、やはり回収するのは難しいのかな。深いところにはもっともっと沢山のものが沈んでいるんだろうけど、せめて見えている部分だけでも綺麗にできたら良いな。
支笏湖は毎年来る場所なので、大事にしていきたいものである。

その後は、湖底の断崖絶壁を見て、ゾッとしたり。

支笏湖

見事な支笏湖ブルー。

黄色い鳥がたくさん。キセキレイかな?

カワアイサという種類のカモの親子に遭遇したり!

すばしっこ過ぎて写真は上手く撮れなかったが、湖岸にエゾシマリスも発見!
これ、おわかりいただけるだろうか?(画像を拡大すると正解が見られます)

結構離れていたのに、すぐにシマリスに気付いた夫。彼の動物を見つけるハンター的な眼力は年々レベルアップしている気がする。
湖でシマリスに出会えたのは初めてかも。最後に可愛いシマリスに癒された。

いつもならこの時期はまだ寒くてカヤックは出していないが、春の湖も良かったな。色々な動物にも出会えたし、楽しい探検であった。

回収したボールは…

帰宅後、潰して捨てました。

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