美々川でカヤック《白鳥とツーリング編》

野外活動

これまで湖や海でカヤックをしてきたが、今回は初めて「川」を漕いでみる。
場所は新千歳空港のすぐ側にある美々川。

滑走路によっては、飛行機が離着陸した時にちょうど真下に見える。
こんな感じで。

タップコップ親水公園から出発。
川上に向かって遡上し、またここまで戻ってくる計画だ。

タップコップ親水公園の駐車場は車10台分程度。
到着すると混んでいて、1台分しか空きスペースがない。

どうやらツアー会社がここを集合場所としているみたいだ。
おそらくツアーの出発地点はもう少し上流の「第二美々橋カヌーポート」
まずゴール地点に集合して、スタート地点までは会社の車で移動しているよう。
終了後はゴール地点で解散という流れっぽい。

ここにはトイレもある。が、トイレに紙はないので注意。

水道もある。汚れたものも帰る前に洗えるね。

タップコップ親水公園の看板。

この門から入り、カヌーポートへ。

すぐにカヌーポート利用簿がある。登山届のような届けに記入が必要。

カヌーポート利用上の注意事項。

コースの地図。ウライ(魚の捕獲網)設置箇所はカヤックで通過できないので、そこまで行って戻ってこよう。

準備をして出艇。ここはゴムがあるのでカヤックのボトムが傷つかないね。

出発早々、川が浅くてボトムを擦った。

道路が近いのでカヤックの上で軽く立ち上がってみると車が見える。

少し進むとツアーの集団に遭遇。川幅はあるので誰もいないあたりから挨拶をしてすれ違おうとすると、ツアーのガイドさんが声をかけてくる。
「白鳥がいるから気を付けて」って。

驚いた。白鳥の親子に遭遇。すごい近い。

少し近付くと、羽を広げ威嚇してくる。

本当は子供は3羽いたそうだ。でもキツネとか他の野生動物に襲われ今は1羽のみという涙なしでは語れない悲しさを乗り越えている親子なのだ。

ストレスを与えないよう距離を取って見守る。

子供は親の背中に乗って楽ちん♪

どうやら私たちと同じ川上に向かっているようでしばらく並走。

美々橋の下を通過。

白鳥は美々橋の少し川上でゆっくりするようだ。

名残惜しいが、白鳥とはここでお別れして、私たちは遡上する。

どんどん狭くなってきた。

行き止まり。ベニザケを捕獲するウライが設置されているので、カヤックで通過する事はできない。

ファルトボート(組み立て式のカヤック・カヌー)など、軽く持ち上げられるものであれば一旦陸に上がってウライを超えたところまで歩いて移動させ、そこからまた先に進むという手段もあるようだ。

しかし、ポリ艇でそこそこ重量のあるカヤックに乗っている私たちにはちょっと厳しい。

位置はこのあたり。ここで引き返す。

戻ってくると、白鳥親子は美々橋の近くにまだいた。

何か餌を食べているようだ。

あっという間にゴール。というか、スタート地点に戻ってきた。
自然保護のため、これより川下には進入できない。
苫小牧市の観光情報でも紹介しているカヌーツアーだと、ここからウトナイ湖まで下る事もできるようだ。

風向きのせいで上流に向かう時の方が楽だった。

カヤックの撤収作業をしていると蟻に噛まれた。
蟻が多い公園だな。すごい足にのぼってきて大変。

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