仕事の関係でむかわ町穂別に数日間滞在する事になったのだが、宿泊施設も少なくどうしようか迷っていた。
そんな中、条件的に良さそうなキャンプ場を見つけたので思い切ってキャンプ場に滞在してみる事に。
場所はこちら。むかわ町穂別の「穂別キャンプ場」だ。
ちなみに穂別は恐竜の化石が発掘されていて、恐竜のまちとして知られている。
結論から言うと、この穂別キャンプ場はとても快適なキャンプ場であった。
どんな感じの場所なのか少し紹介してみようと思う。
まずはキャンプ場の入り口。国道274号線沿いにあり、大きな看板があるのでわかりやすい。
センターハウスはこんな感じ。チェックイン時に宿泊料金と衛生協力費(1人200円)を現金で支払う。
中の売店ではキャンプ用品や食料品などが売っていて、手ぶらで来ても一通り揃いそうなほど充実している。
町のオリジナルグッズも色々ある。ムカワエナジーとか。
場内MAP。これは後日、場内を散策中に撮ったものなので「●現在地」の場所は異なっている。
フリーサイトやバンガローのエリアに行くには、センターハウスのすぐ後ろの橋を渡って入場していく。
橋の手前にリヤカーが置いてある。車は橋の手前までしか入れないのかな?施設の軽トラはゴミ回収などの作業のため狭い橋を渡ってサイト内を走り回ってたけど。
リヤカー置き場のすぐ横も駐車場なので、ここに車を停めてしまえばすぐに荷物が積み込める。
ゴミ捨て場。センターハウスで分別ゴミ袋を購入し、ゴミを分別して捨てれば収集してくれる。
炊事場はこんな感じ。上の写真の灰捨場の奥に少し見えているのももう一つの炊事場。
ここのキャンプ場には様々なサイズのバンガローがあり、その数20棟と非常に充実している。
今回は連泊の予定だったので、もし途中で雨が降っても大丈夫なように我々もその中のツリーハウスを予約してみた。
で、こちらが我々の宿泊するツリーハウスの「トトロ」。とても可愛らしい!
後ろには古い造りのままの「ラスカル」と「カリメロ」。ここはもう使われていないみたい。
4つあるツリーハウスのうち手前の2つだけが新しくなって今も使われているっぽい。
裏手には野生動物の侵入を防ぐための電気牧柵が設置されている。
ツリーハウスの下にはテーブルもある。ここで食事をする事もできるね。
ホウキも用意されているので掃除もできる。コンセントもあり、家電は禁止されているがスマホの充電などならOK。
他の建物も見てみよう。
こちらは大バンガロー。3棟あるうちのひとつ「ウィリアムテルの家」。
左側が中バンガローで、右側の並んでいる三角屋根がミニバンガロー。
中バンガローは3棟あり、ミニバンガローは5棟ある。
小バンガローの「ピーターパン」「ロビンフット」「トムソーヤ」。
どのバンガローもとにかく見た目が可愛い。そして名前の付け方も面白いね。
さて、バンガローエリアを抜けてもう少し先まで進んでみる。
ぐるっと周ってセンターハウス付近まで来た。
センターハウスの向かい側には試験運用中のドッグサイトが。愛犬とキャンプが楽しめるエリアで、サイト内にドッグランもあるみたい。
場内はこんな感じで、ソロキャンプでもファミリーキャンプでも大人数のグループキャンプでも、どんな目的でも楽しめそうなキャンプ場だ。
ちなみに、チェックインの際に「樹海温泉はくあ」という温泉施設の割引券を受け取る事ができる。
キャンプ場から温泉までの距離は2.6km。車だと4分程度で到着するので、キャンプ中の風呂はここを利用するのが良さそうだ。
この「樹海温泉はくあ」は、温泉に簡易郵便局が併設されているという珍しい施設である。
むかわ町公式ウェブサイトで営業時間や定休日を確認しておく事をおすすめする。
※町の職員さんが、2年後には町内の別の場所に新しいキャンプ場がつくられる予定で、そのキャンプ場に温泉施設も併設されるため、この「樹海温泉はくあ」は閉鎖される・・・と言っていたけど、本当かな?
テラスを利用して朝食にしてみたり。もう、気持ち良すぎてここに住みたくなるレベル!
サイズが大きくて最初はビビったけど、色がキレイなので近くに来ても不思議とそんなに嫌じゃない。
あとから調べたら「オオミズアオ」という蛾で、幸運をもたらす蛾と書いている人も。
成虫は口が退化していて食事ができない事もあり、一週間程度の命なんだとか。儚いね。
穂別キャンプ場の詳しい情報についてはむかわ町公式ウェブサイトや各種SNSでも確認できる。
予約についてはキャンプ場検索・予約サイトのなっぷから行う事ができる。
今回はタイミングが良かったのかほぼ貸切状態で過ごす事ができたが、週末や夏休み期間はかなり人気で混雑するようなので利用するなら早めに予約しておいた方が良いかも。
この滞在中に穂別の街も散策したので、次回は街の事について紹介してみようと思う。
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