春はこのイベントに行くのが毎年恒例になりつつある我が家。
行くのは何回目かな?近年ハマっている小樽の祭り。
元々は「おたる祝津にしん群来(くき)祭り」として例年春に開催されていたのだけど、2022年秋に初開催した「おたる祝津おタテ祭り」と統合。
2023年からは「おたる祝津にしん・おタテ祭り」として春に開催されている。
※「群来(くき)」とは・・・ニシンが産卵のため大群で押し寄せ、産卵・放精によって海の色が乳白色になる現象
※「おタテ」とは・・・おたる産ホタテの造語
今回は遅めの出発だったのだが、会場の数km手前から渋滞が・・・。
今までこんな渋滞に巻き込まれた事は無かったので、時間帯が良くなかったのかな〜
それでもなんとか会場に到着!車は、おたる水族館の駐車場に無料で停めることが出来る。
決まった時間にテントに並んでチケットを購入すれば、300円でニシンが買えてかなり安いのだが、そちらは少しサイズも小さいらしい。
普通に売られているニシンだとサイズも大きめでオスが500円、メスが600円。
いや、それでも十分お得!!なので、並ぶ時間と大きさとを考慮して、私たちは普通に購入する事に。
自分で焼くスタイルなのだが、焼き台も数に限りがあるので店員さんに先に空いている場所を確保することを勧められた。
よし、空いている焼き台発見!場所取り完了。
スタッフに言えば、網は交換してくれるし、炭も足してくれる。
そして売店でニシンを購入!メスだと子持ちで卵も食べられるので、メスを選択。
なんか鯉のぼりみたくなった。
・・・いや、思いのほか・・・暑い。そして砂と灰が舞いまくっている。
日差しと砂と灰に耐えながらひたすら待つ・・・
スタッフのお兄さん達が何度も見に来てくれて、炭が足りてるかとか確認してくれる。とても親切!
暑さと炭火の匂いでビールが飲みたくなる2人・・・耐えられずノンアルビールを購入し乾杯!(車なのでね)
スタッフのお兄さんに焼けてそうか一応聞いてみる。じっくり片面15分ずつ焼くのが正解らしい!
「美味しいものは我慢ですよー(ニッコリ笑顔)」ってことで、我慢我慢・・・・・・
結局何分くらい焼いたかわからないけど、たぶん焼けた!
食す。・・・う、うまい!
あっという間に完食。骨まで全部食べられる美味しさである。
魚を食べたら甘いものが食べたくなり、美瑛のソフトクリームをキッチンカーで購入。
キッチンカーも何台も来ていて、デザートや軽食が買える。以前来た時は、こういうのも無くてもっとこじんまりしていた気がするな。
会場内では様々なイベントがあったりして、なかなか盛り上がっている。
・炭火で焼いた「おタテ」の販売
・ほか祝津産魚貝類の直売
・水産加工品の販売
・カレイ(解凍)の詰め放題
・おタテ稚貝(解凍)の詰め放題
・小樽産塩かずの子つかみ取り
・イソガニ釣り体験
・ホタテ釣り体験
などなど・・・
終盤になるとあちこちで値下げが始まり、お土産を買うなら後半がかなりチャンスタイム!
がしかし、クーラーボックスを持ってこなかったので今回はパスする事に(泣)
今回の反省点は2つ。
・到着する時間をもう少し早めにする事→今回ほどの渋滞は避けられたかも!
・クーラーボックスを忘れない事→お土産が買える!
以上。
会場全体の写真を撮ろうと思っていたのに、ニシンを食べたら完全に忘れてしまった・・・
さて、帰る前にちょっとだけ寄り道。
以前は祭り期間中、会場すぐの「小樽市鰊御殿」が無料公開されていて、内部の見学ができたのだが、令和5年9月12日の大雨で御殿前の一部が土砂崩れしてしまい、復旧工事にまだ時間がかかるよう。残念ながら当面の間公開中止となっている。
という訳で今回は、会場から少し歩いたところにある「茨木家中出張番屋」へ。
こちらも祭り期間中の2日間は10時〜16時まで見学無料との事。
(通常は有料。詳細はこちら)
日本海沿岸に見られる典型的なニシン番屋との事で、ゴールデンカムイ5巻にも登場している!!
(偶然にもまったく同じ角度で写真を撮っていた・・・!)
中に入るとガイドさんが色々説明してくれるし、資料や展示物もいろいろあり。
ゴールデンカムイを観ている方はわかると思うが、「もっこ背負い」の「もっこ」の現物もある!
今や小樽はゴールデンカムイの聖地となっているみたい。漫画やアニメを観てから小樽を散策すると、結構楽しいはず!
帰り道では、祭り会場でずーっとエンドレスリピートでかかっていたあの曲・・・
HAMBURGER BOYSの「小樽のおタテ」が頭から離れなくなっていた。なんか中毒性あるんだよなぁ・・・。
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