白い道《北海道 おでかけ日記》

おでかけ

稚内市にある白い道へ。

最後にこの辺りに来た時にはまだ無かった白い道。
細かく砕いたホタテの貝殻を敷き詰めて出来ているらしく、2011年頃から2年かけて作られた道だ。

映えスポットとして定番となりつつあるので来てみたかった場所。

市内には4つのフットパスコースが設けられており、そのうちの一つがこの辺りの宗谷丘陵となっている。

「宗谷丘陵フットパスコース」は全長約11㎞におよび、ゴール側3kmが「白い道」となっているんだそう。
フットパスコースなので歩く事もできるが車で行ってみる。大体みんな車やバイクでゆっくり走っている感じだ。

一方通行ではないが、市としては宗谷岬側からスタートして、宗谷公園側をゴールとすることを推奨している。
この夏にも逆走車による交通トラブルが発生していたみたい。(稚内プレス)

行き方や注意事項は市が公開しているYoutube動画でチェックすれば安心。
【稚内市公式】白い道への行き方と守ってほしい5つのお願い

進行方向以外には、
・トイレは宗谷岬周辺で済ませる
・白い道ではスピードダウンと譲り合い
・牧草地には絶対に入らない
・ゴールの先は宗谷地区の住宅街があので、ゴール後もゆっくり走行

我々も宗谷岬側から目指す。

走っていると黒い牛がたくさん。

宗谷岬牧場で生産される「宗谷黒牛」は、日本最北の牛肉の銘柄らしい。

風車がすごい。そして丘の稜線が綺麗過ぎる・・・。
北海道に、いや日本にこんな場所があったのか・・・と驚くほどの絶景。

この「宗谷丘陵」は、氷河期に地盤の凍結と融解を繰り返すことによってつくられた「周氷河地形」という地形で、北海道遺産にも指定されているみたいだ。

丘には日本最大級のウインドファーム(集合型風力発電所)があり、全部で57基もの大風車があるらしい。

この広い丘に放牧されている牛たちも自由でのびのびしているように見える。
牛は風車のすぐ下にも。

丘の稜線の先にはオホーツクの海が。

舗装された道路を走っていると、突然白い道が始まる。

白い道に入り1~2分走らせると、誘導灯を持った男性に車を停止するよう促される。

誘導灯を持った男性は、どうやら市役所の職員らしく、今テレビの撮影をしているので待つようにとお願いされる。
誰か芸能人がいるのか聞いてみたが教えてはくれない。まぁ当然か。
黄色の上着を着た金髪の男性がアクティブに踊っているのが見えた。

撮影が一区切りついたようで通行を許可される。黄色の男性は顔を背けていたため誰かはわからない。

少し進むと他の観光客が車を停止させて撮影しているようだったので我々も停車させる。
先客がいなくなったところで我々も写真撮影。

車を止めて景色を楽しんでいると先ほどのテレビの撮影班が走り去る。収録は終えたのかな?
誰もいない大自然の中でゆっくり写真撮影。

って、少し進んだら撮影班再び!

ここでも写真撮影したかったのに、停車できない雰囲気。「どうぞ~」じゃねーーんだよ!
停めたいけど行くしかない?そうだよねーー。

絶景を眺めながら「ぁぁぁぁぁああああ!!!」という叫び声を残して走り去る。

この画像はドラレコ映像から。こんな雰囲気の絶景だったのにぃぃぃぃいいいい!!!

ちなみに撮影していたのは、HBCテレビ「今日ドキッ!」の「ベタな旅人トラベター」で、IMP.の佐藤新さんでした。

上着の色はピンクじゃないんだ。金髪に黄色の上着だから塚ちゃんかと思ったわ。

宗谷黒牛を食べるために頑張って補修した場所、走らせていただきました。

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